このエンジンの開発目的が、単に動くだけでなく、発電機や模型の動力に使用できる出力を持たせることでしたので、出力が上がれば当然振動が大きくなる事を考慮していませんでした。
重量のあるベースに固定すればいいのですが、3kg程度のスチール製のベースでは不足で10㎏
あれば大丈夫ですが----------
メカ的なバランスをとるのがベストですが、いろいろ調べたところ、かなり難しく出来ても出力がその機構のため取られてしまい、このエンジンではあまりメリットがないので防振材を使用して対策することにしました。
防振材として、スプリング、防振ゴムがありますが、スポンジでも効果があります。
しかし、アルコールランプがベースに乗っている状態ですと、ランプが揺れて不安定です。
やはりベースの設計をやり直さなければならないようです。
エンジン開発までは、スムーズにいったのですが、振動のために手で押さえないと運転できないのでは、製品としては????でしょうか。
現状のベースを何とか使用しようと思ったのですが、新規に考えた方が近道のようです。
防振用材料をいろいろ検討しました、スポンジは低価格ですが、見栄えの問題と使用している間に潰れて効果がなくなってしまいます。
スプリングもありますが、取り付けの問題と何もしない時にふらついてパットしません。
価格は高価ですが、総合的に考えて防振用のゲル素材に決定しました。
防振ゲルシート
ハサミで切って取り付け
防振ゲルを取り付けた試作品
テストの結果は上々でした。
現在は交換できるように、ホルダーで固定しています。
高性能なガラス注射器を使用したエンジン
火を消してもしばらく動いています。
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