インターネットや資料を読んで、大体スターリングエンジンの基本は理解したつもりでした。
最初は、市販の製品で応用できないかと考えエアーシリンダーで作ることにしました。
イメージ図
このシリンダーです。
特徴として抜群の機密性、特殊ゴムのローリング作動による非常に滑らかな動き、微圧で作動し、僅かな圧力変動にも、敏感に応答。
通常のエアーシリンダーのような、ピストンにシールを使用せず、特殊ダイヤフラムのローリング作動により、摺動抵抗を少なくしたシリンダー。
早々に各部品をそろえ、組立 いざ試運転、ガスバーナーでヒートキャップを加熱、フライホイールを手でいくら回しても動いてくれません。(ノ_・、)
熱量が足りないと思い、ヒートキャップが真っ赤になるほど加熱してもピクリともしませんでした。
文章で書くと短いですが、位相差がおかしいのか、回転が逆なのかいろいろ悩みましたが、結局失敗でした。
メカニカル損失も大きく、一番の原因は負圧になった時にダイヤフラムがピストンに噛みこんで、動作しなかったようです。
考えがあまかった、そんな簡単に出来るはずはないのです。
この失敗を基に、構造、原理を調べ、一から設計を始めることにしました。^^;
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