2012年3月22日木曜日

量産型スターリングエンジン仕様

前回の失敗を基に、基本に沿って開発することにしました。

スターリングエンジンの仕様
基本型式
α(アルファ)形 2つのパワーピストンを持ち、β(ベータ)形やγ(ガンマ)形に比べて高出力になる。
反面、ピストン、シリンダーのに密閉性と摺動性が求められるため高精度な加工が必要とされる。

ハイパワーなα形エンジン

18-14D テクノプロト製

模型エンジンでは珍しいβ形 ピストンとディスプレーサーが直列に配置される。

海外の自作模型

ウッドガスを熱源としたβ形エンジン 見た目よりとても高性能に仕上がっている。



一般的なγ形 HB7 Bohm 社製
パワーピストンとディスプレーサー(空気を移動させるだけパワーを生まない)を別々のシリンダーに収めた形式でα形と似ているが出力が小さく模型エンジンによく用いられる。




出力取り出し機構
コンパクトで、メカロスの少ないロスヨーク機構。リンクの動きが面白く小型エンジンには最適な機構です。この機構は米国のAndy Rossが今から約30年前に考案した機構です。
この機構は、模型エンジンにあまり採用されていないようです。
You Tubeを見ていたら本人?と思われる方が、投稿しています。さすがに動きがスムースで関心しました。

ロスヨーク機構に振動抑制バランサーを組み込んであります。


こんなエンジンもありました。



開発目標はハイパワーなα形ロスヨーク機構のエンジンに決めました。





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