2012年12月16日日曜日

水平対向エンジン

前回の投稿から一ヶ月以上の月日が流れてしまいました。
あっと言う間です、年を取ると体の中の時計(体内時計)が早くなると言われていますが全くそのとおりで、11、12月は展示会などいろいろあり、下書きは10月に書いたのですが今になってしまいました。

ところで今回は、Mさんのエンジン紹介です。
5年程前から、自宅で畳の上に工作機械を揃えてスターリングエンジンの製作をしてきたそうです。
経験からわかりますが、夫婦の仲が相当良くないと中々できることではありません
私の家でこのようなことをしたら1ヶ月以上、妻は口を聞いてくれないでしょう。
争いの元になります。ヽ(^-^;)ノ 

そこらへんの秘訣を聞きたいですね。

ところでエンジン仕様ですが

α型 ロンビック機構 ピストン径60mm ストローク24mm

ピストン ステンレス

シリンダ 銅合金系焼結合金

再生器 ステンレス板0.1mm

ヒートキャップ ステンレス(計量カップ) 目盛のあるところがなんとも言えませんね

このエンジンのすごいところは、アルコールランプの熱量(800w)でも動くことで、このくらいの大きさになると相当な熱量が必要でバーナーで相当加熱しないと起動しません。シリンダーに銅合金系焼結合金を使っているのがミソで寸法精度もかなり出ていると思われます。
またα型であるにも関わらずピストンを水平対向にすることで振動を抑えており、普通ですとこのクラスのエンジンを手で押さえて起動するとエンジンが暴れて動かすことが出来ません。

特徴として、とてもコンパクトに設計され、高温側と低温側が離れているため温度差を取るのに優位です。
駆動機構としてロンビックは普通β型に使用されるのですがα型では初めて見ました。

ロンビック機構



課題として高温と低温側の流体通路の流動抵抗をいかに少なくするかでしょうか。

製作上苦労した所を聞くと
ヒートキャップが薄く先端が平面なので、運転時ペコペコと平面部が変形しましたが先端部を少しドーム状に打ち出して解決しました。
ロンビック機構のストロークと位相角、同調歯車の大きさが相互に関連するので、寸法決定に苦労しました。
とのことをいわれていましたが、これだけ大きなエンジンをたいした苦もなく動くエンジンに仕上げた所に頭が下がります。 /(・_・)

是非実用性のあるエンジンに仕上げたいところです。


水平対向 スターリングエンジン



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