2012年3月28日水曜日

初期スターリングエンジンの改良

前回の続きです

とりあえずエンジンは、何とか完成したのですが、これだけでは商品にならず、取り付けベースの設計で苦戦しました。

クラシックタイプ

?????タイプ

結局このタイプにしました。

東京都産技研のデザイン講習を6ヶ月ほど受けました。
デザイナーの先生方には不評でした。(かなりきついツッコミが入りました)(=_=;)
この先を予感したのでしょうか?

最初はエンジンのパワーが無くよかったのですが、ピストンの表面処理方法や、寸法精度を上げて出力を上げていくと別の問題が発生してきました。(パワーアップの方法は後で説明します)

不評の取り付けベースは、アルコールランプを上に載せた構造だったのですが、出力が増して高回転になったことで、エンジンが振動してアルコールランプが踊り、エンジンが動き出すようになってしまいました。  (lll ̄□ ̄)

勝手に動いてくれました。 ベースが! エンジンではありません。



対策として2㎏もあるスチールの板を取り付けましたが、振動のパワーは恐るべし!



これでしばらくは、振動対策に追われることになりました。

下手をするとこの金型はパーになります。


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